2009.05.05
参列のしおり?
「心から哀悼の意を表したい」と思いながらも、ご葬儀や通夜などのしきたりについては、わからないことも多いのではないでしょうか?参列に際しての心得を簡単にまとめました。故人へ
参列のしおり?
弔 辞
弔辞を頼まれたら断らないで引き受けるのが礼儀です。
弔辞は喪家に保管されますので、丁寧に書きましょう。
文章は真心が伝わるように自分の言葉で書くのが良いでしょう。
≪ ごく一般的な弔辞文作成のポイント!! ≫
?まず、亡くなった事への悲しみを述べます。
?次に故人の業績や人柄を、あまり大げさに、ならない程度に讃えます。
?そして、遺族を励まし、自分にできることがあれば力になりたい誓います。
?最後に故人の冥福を祈り結びとします。

※ 忌み言葉は使わないように注意しましょう。
正式には厚手の巻紙に書きますが、最近では経本のようにジャバラ折りする
ことも多いようです。そして奉書で包み、表に「弔辞」と書きます。
弔電
葬儀に出席できない場合、電話でのお悔やみは避けるようにしましょう。
喪家では葬儀の準備などで忙しく、さまざまな連絡用に電話を使用しなければならないからです。なるべく電報を利用するようにしましょう。
弔電の文例
「ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます」
「○○様のご訃報に接し、お悲しみをお察し申し上げますとともに
心より哀悼の意を表します。」
「ご逝去をいたみご冥福をお祈り申し上げます。」
「ご生前の笑顔ばかりが目に浮かびます。
どうぞ安らかな旅立ちでありますよう、心からお祈りいたします。」
◎忌み言葉 [禁句]
葬儀の際の挨拶や弔辞には、ふさわしくないとされている言葉があります。
人によって気にされない方がいますが、できれば使わない方が良いでしょう。
例1 重ね言葉
●重ね重ね ●またまた ●たびたび ●返す返すも ●再三 など
例2 仏式葬儀での忌み言葉
●浮かばれない ●迷う など
例3 仏式葬儀ではよく使われるが他の宗教では注意が必要な言葉
●成仏してください ●供養
※ さらに、仏式でも浄土真宗では [冥福] [霊前] などの言葉は使いません。
◎その他のマナーと心遣い
香典のお断りある場合は、無理に渡すことは控えましょう。
また、喪主から精進落としや通夜降るまいなどをすすめられた場合、
一口でも箸をつけるのが礼儀ですが、喪主の家族は看病や、
様々な心労で疲れていることも考えられるので、
なるべく早めに切り上げるようにしたいものです。
◎葬儀に参列できない場合
何らかの事情によって葬儀に参列できない場合には、お悔やみの言葉を書いたお詫び状を出します。
例1 別に事情があって参列できない場合の文面
御生前のご厚情を思えば、お見送りしなければなりませんのに、
やむを得ない事情がありまして告別式には参列できませんが、
どうぞお許しください。故人のご冥福を祈って手を合わせております。
例2 年賀欠礼状を受け取ってはじめて死亡を知った場合の文面
本日、年賀欠礼のお知らせをいただき、たいへん驚いております。
お病気のことも少しも存知ませず、
お見舞いもお悔やみも申し上げず失礼しました。
◎葬儀後の法要
仏教では一般に四十九日の忌明け法要の日までを中陰と呼び、この間、遺族は結婚式などのお祝い事への出席を避けましょう。
亡くなった日を含めて七日目に行われるのが、初七日法要ですが、現在ではご葬儀当日に遺骨が戻ってきたところで行うことが多くなってきました。
また、忌明け法要は原則的には命日から四十九日目に行いますが、最近では四十九日直前の日曜日などに営むことが多いようです。
◎年忌法要を営む年
亡くなった人の命日に営む法要を年忌法要と言います。
これは、亡くなった年の翌年に営まれる「一周忌」からはじまり、これから三年目を迎えるという意味で一周忌の翌年に営まれる「三回忌」、命日から数えて満六年目に営まれる「七回忌」、十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌とつづきます。
三十三回忌を年忌止めと言って、これで年忌法要を打ち切ることが多いようですが、五十回忌を営んで年忌止めにする場合もあります。
※ 地域などの違いによって、紹介した作法と異なる場合もあるようです。
正しくは、斎主にお尋ねください。
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